皆様こんばんは!! 大和市桜ヶ丘にある「くぼくら歯科医院」の千原です

先月お休みを頂いてハーバード大学の研修に参加してきました
研修内容は インプラント(人工歯根)、歯内療法(根の治療)、義歯(入れ歯)、矯正、顎顔面補綴(口腔の一部欠損部分を補う処置)と多岐にわたる、「包括的歯科医療」でした! 密度の濃い時間を過ごすことができました!!
今回ウチの法人から増永先生、川瀬先生も参加しました!
東京→シカゴ→ボストンと乗り継ぎ含め約16時間!! こんなに飛行機に乗ったのはエジプト以来でした
時差が13時間あり到着前にふと窓の外をみると、、!
完全に雪国
−15℃の世界を体感することとなりました
空港からホテルに移動し、ホテルに到着! そして腹ごしらえに
クラムチャウダーは最高でした

それ以外の食事は正直、、、、、 日本での食事、慣れた食事が合うものです。
そんなこんなで講義の始まりです!
歯学部、歯科総合病院は本校とは別の場所にあり、拙い英語でタクシーに乗りなんとか到着!!
集合時間8:00! 日本の講習会は大抵が10:00スタートなので、時差ボケを感じている私には結構辛いものがありました。。。
Dr.Nagaiからこのコースの予定と確認事項の説明を受け、いざ開始!!
最初は顎顔面補綴!無歯顎分類についてDr.Rosen、根管治療についてDr.Lin!
学会や論文などで目にかかる名前の先生を目の前に講義を受けかなり興奮しました!
そしてCTの講義を受け、ふむふむ。 (正直CT診断、研究、利用については日本の方が沢山学べるとおもいました。)
午後は参加者8割(自分も含め)時差による睡魔との格闘の時間でもありました
最終日には症例ディスカッション、自分はトップバッター!!
かなり緊張しております。
そして学長のDr.Silvaから色々なアドバイスを受け納得する部分もありましたが、「アメリカとは社会的背景の違いよる治療方針の違い」というのを認識しました。
そして合理的。 日本は国民皆保険制度の上での歯科医療。 それとは異なり、「5年で問題おきたら訴訟、そして95%以上が自費診療」
それでは診断基準も診療方針も異なるなぁ、と思いましたが私は日本人の歯科医師!
今回のケースディスカッションのテーマは直訳すると「取り外し式 VS 固定式」 でした。
自分の発表症例は下の前歯だけが残っている症例で「パーシャルパラレルミリング」と呼ばれる特殊精密義歯でした。 アメリカではこの場合 「下の歯は全部抜いてインプラント or ある程度残してインプラント」
理解できる部分はありますが、中にはインプラントが出来ないようなケースもあります。
患者様の生活背景や年齢、今後の将来を考慮し、「負担が少なく、快適に」 が私の診療理念です。
全ての治療にインプラントありきではなく、理念を変えずに行こうと思いました。
最終日はFaculty club で授与式があり、日本から参加した色々な先生ともお話する機会でき有意義な時間を過ごすことが出来ました
次はどこに行きましょう。。。
posted by くぼくら歯科医院 at 00:29|
研修会
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